喫煙ルームの正しい脱臭の仕方を解説
タバコの消臭に悩む業者や一般の皆さま。タバコのヤニの臭いの消し方を紹介します。
禁煙ルームでもタバコを吸ってしまう困ったお客様も存在しますね。
タバコの臭いに敏感なお客様は少しでも臭ったら部屋を変更しろというクレームも出かねません。
タバコの臭いの元凶は?
喫煙ルームの臭いはタバコによるアセトアルデヒドとビニルピリジンという成分からできています。
あとは体臭による臭いも残りますね。これはアンモニアです。水の入った灰皿からはニコチンや硫化水素も発生します。
喫煙ルームから発する嫌な臭いは、これらの成分が組み合わさって発生しています。
これらの物質をを封じ込めたり、分解する事で不快な臭いが消える事になります。
臭いを封じ込めるのは消臭スプレーなどです。後程、解説しますが、菌を覆っているだけなので時間が経てば臭いが再発します。
臭いを分解するのに適しているのがオゾン脱臭です。臭いの菌そのものを除去するので臭いは再発しないのです。
さて、ニコチンが臭いと思っている人が多いかと思いますが、実は臭いの原因はニコチンではないのです。
タバコ臭 = ニコチンの臭いは間違った解釈
タバコの臭いはアセトアルデヒドとビニルピリジンの2種類から発せられています。
喫煙ルームのタバコの臭い「セトアルデヒドとビニルピリジン」の臭いを消す方法を解説していきます。
タバコの臭いは喚起から
臭いの対策は簡単にできるのは喚起です。部屋の窓を15センチほど開けて5分から10分ほど喚起すると効果は全く違います。
喚起だけではカーテンやベッド、ジュウタンに付着した臭いは消えませんが、先ずは喚起はしましょう。
消臭スプレーはあまり効果があるのか?
タバコの臭いを消す方法でホテルには消臭スプレーが常備されています。
消臭スプレーは原因菌を化学物質で覆って消臭しているので、成分が消えると再びが臭いが発生してしまいます。
ちなみにファブリーズよりも脱臭効果があるのがリセッシュ除菌EXです。写真のスプレーですがリセッシュ除菌EXはタバコの臭いも消します。
ただ、リセッシュの成分には界面活性剤が入っているので汚れと反応して染みになる場合があるので一か所に大量に吹きかけるのは避けましょう。
あと、リセッシュ除菌EXの実勢価格は319円ですのでホテルやレンタカーの喫煙車などに使う場合はコストがかなりかかります。
空気清浄機もタバコの原因菌を除去できない
空気清浄機で有名なのがシャープ社のプラズマクラスターやパナソニックのナノイーでご存知かと思います。
空気清浄機は空気中の臭いをHEPAフィルターや活性炭フィルターである程度、取り除けます。
しかし、臭いの原因菌までは殺菌する事が出来ないので、補助的な役割と思って設置しておくと良いでしょう。
タバコの消臭と除菌ができる超音波加湿器
新型コロナ騒ぎで消臭と除菌をできるものが無いか?調べたところ除菌水ジーアが好評でした!
次亜塩素酸水分子(HClO)を超音波加湿器に入れて使うタイプです。
次亜塩素酸という言葉をよく耳にする方も多いかと思いますが、効果がそれほどなかったりするので利用してきませんでした。
しかし、新しく開発された次亜塩素酸水分子(HClO)はかなり優れていました。
除菌水ジーアは、ウイルスを99.9%除菌・消臭の効果を発揮する微酸性の次亜塩素酸水なのです。
次亜塩素酸ナトリウムのスプレーに比べて除菌水ジーアは肌に優しい
微酸性の次亜塩素酸水分子(HClO)はph値5〜6.5なので肌に優しく、この数値が除菌力が最大化されるのです。
あかちゃんが触っても肌荒れしないのです。菌に触れると水に代わるので安心です。
次亜塩素酸ナトリウムは希釈して使うが、これが問題で水道水で薄めるとph値が変わり効果がなくなるのです。
また次亜塩素酸ナトリウムを加湿器に入れて使っても40度以上で効果が無くなるので意味がないのです!
しかし、除菌水ジーアはPH値を変えないため希釈しない状態で販売されます。
なので、除菌力が保たれたままなので、効果が落ちない訳です。
除菌水ジーアの使い方は超音波加湿器に入れて空間除菌ができます。
また、スプレーに入れてドアの取っ手や除菌したいところに吹きかけて使えます。
除菌力は99%で大腸菌や新型コロナにも聞くと解説されています。
ここのメーカーは新型コロナ過で国に提供もしてきたのです。
市長からも感謝状が届いており話題になりました。
従来の次亜塩素酸水とは全く違う微酸性の次亜塩素酸水分子(HClO)で作られた除菌水ジーアを取り入れる企業も増えてます。
歯医者やクリニック、美容室、保育施設、ホテルや喫煙が多い飲食店。
新型コロナの除菌をしたいと思うお店なども除菌と消臭が同時にできるので取り入れてます。
タバコの臭いの原因菌を取り除くならオゾン生成器
アパホテルなどで導入が進められているのが、オゾン脱臭装置です。
タバコの臭い原因菌を分解するので消臭スプレーとは効果が桁違いに違います。
中でもオゾンマートから発売されているオゾンクラスター1400はアパホテルも採用していますが、オゾン発生量が安価で1400mg/hrを発生させ高い脱臭効果があります。
※参考資料:アパホテルでの導入事例
ノーメンテナンスで10,000時間(1日6時間稼働で6年間)も使用出来るでホテルや旅館、レンタカーの業界から注目を集めているのです。
高い脱臭効果があると口コミで広がり、今では多くの業界で採用されています。
車のタバコの臭いはオゾン脱臭が好評
タバコ臭に悩まされている中古車ディーラーやレンタカー屋さんは多いでしょう。部屋の掃除とは違い、車の場合は部品を簡単に取り外して丸洗いする事が出来ず、色々と制限があり大変です。
このタバコの臭いはシートや天井、エアコン内部など車内の隅々まで付着してしまいます。
近年はガソリンスタンドにオゾン除菌脱臭機が設置されていますが、同様にレンタカー屋さんや中古車屋さんでも持ち運びできるオゾン生成器を導入しているところが増えています。
オゾン生成器の営業マンが来ている店舗も多いのではないでしょうか。
人気のオゾン生成器は先程からご紹介している「オゾンクラスター1400」と「オースリークリア2」で導入しているところが多いです。
福岡市で中古車販売業を営んでおります。新規事業としてレンタカー事業部をスタートさせオゾン生成器をフル活用してます。私の感想は下記のとおりです。
「外国人の方などにも広く利用して頂く為、全車禁煙車両としていました。しかし中には心無い利用者が禁煙車両内で喫煙をしている事があります。以前はこのタバコのニオイで散々悩んだものですが、今はオゾンクラスターがあるので安心して貸し出す事が出来ます。オゾンの力は本当に凄くて、タバコのニオイが染み付いた車内に30分程オゾンクラスターを作動させておけば、タバコ臭はすっかり消え去っており、残っているのはオゾン臭だけとなります。タバコ臭以外にも香水や体臭、嘔吐物などもニオイもキレイさっぱり消えてしまいます。タバコ臭を消すためにせっかくの予約を断る事もなくなり、業務効率アップに繋がりました」
上記の口コミでも中古車販売業の方がオゾンクラスター1400を導入して業務効率がアップしています。
喫煙車両のタバコ脱臭にオゾン生成器を活用しています。
オゾンクラスター1400など2台持ちの私の口コミもご覧くださいね。
当方、40万円以上の業務用オゾン発生器を使っていましたが、2台目が必要になり、こちらを購入。風量がデカく、拡散力があるので作業がだいぶラクになりました。また、実際、購入を検討していた当初の自分がそう思ったように、操作性について不安を感じる方もいると思いますが、この製品は他のオゾン発生器と比較して、操作もシンプルで表示も分かりやすく、メカ音痴な当方でも操作や使い方に迷うことはありませんでした。この価格ならコスパも非常に高いオゾン発生器だと思います。
引用:amazonのレビュー
安価で手に入る家庭用のオースクリア2から試験的に導入を進めている業者も多いですが、一度使ってしまうと業務用のオゾンクラスターが欲しくなるところも多いようです。
オゾンクラスター1400は風量が大きいのも人気の一つです。
上記でも解説していますが他社製品が40万から60万もするのに対してオゾン生成量や風量も抜群で24万円前後なのも魅力ですね。
私もオゾンクラスター1400を持っていますが、選んだ理由はオゾン水も生成できる点と、研究機関での計測データが確りしている点でした。適当なデータを出しているメーカーも多いのです。
喫煙室でオゾンクラスター1400を使用した場合の消臭効果
手軽に使える消臭スプレーは臭いの原因となっている物質を包み込んでいる(マスキング)だけで、時間と共に効果が薄れると再び臭いが再発してしまいます。
また沢山スプレーしなければならず、コストも嵩んでしまいます。臭いの再発を防ぐには臭いの菌そのものを消し去る必要があるのです。
オゾン脱臭機を使用すればタバコの臭いのみならず、ペットの臭いやトイレのアンモニア臭、カビ、エアコン、焼肉の臭いなどを臭いの元から消し去るので脱臭効果が評判を呼んでいます。
オゾンのメカニズムを解説すると酸素、原子状態では(O)なのですが、そのままの状態だと安定して存在出来ません。
日常の環境下で安定して存在するにはOとOが2つ結びついた分子状態が最も適しているのです(O2)。
オゾンはOが3つが結びついた物質なのですが原子の構造上非常に不安定で、温度や圧力がかかると二つのO(酸素)から一つが離れようとします。
離れたOは他の物質とくっつきたくなり悪臭の元と結合して酸化して分解。そして消滅します。
これがオゾン生成器を使って臭いを脱臭するメカニズムとなります。
さて、オゾン脱臭機にも様々なタイプのものが販売されています。中でも業務用オゾン生成器で人気なものが下記の商品です。
業務用オゾン生成器の比較表
機種名 | 販売価格 | オゾン発生量 | 風量 | オゾン水生成機能 |
---|---|---|---|---|
オゾンクラスター1400 | 24.8万円 | 1,400mg/hr | 4,250L/min | ◯ |
剛腕 GWN-2000S | 60.9万円 | 2,000mg/hr | 1,800L/min | × |
パンサーJ | 64.8万円 | 7,500mg/hr | 4,333L/min | × |
ED-POG-1TM/1TS | 36.8万円 | 1,500mg/hr | 2,000L/min | × |
オゾンクラスターが特に優れている理由として、オゾン発生量が1400mg/hrも発生し、室内に充満させる風量が4,250L/minと他社に比べて圧倒的に高いのが特徴だからです。
オゾンを発生させても空間に拡散・充満させる事が出来なければ意味がありません。適応範囲は150uとなり、これを坪数にすると「45.37坪」、畳にすると「90畳」です。
一般的な生成器だと500L/min程度で、高くても2,000L/minなのでオゾンクラスターが優れているのかが分かるかと思います。
また中国製の商品などに多いのが実測データや根拠のあるデータが不十分な物が多く、私がオゾンクラスターを選んだ理由もデータが確りしているからです。
オゾンクラスターが販売される前は剛腕 GWN-2000Sを使用している業者が多かったのですが、この点はお値段とオゾン水が生成できるできないです。
オゾンクラスター1400を利用する業者様の口コミ
「ビジネスホテルを経営しています。客室は50室と少ない事もあり、禁煙室を作ってしまうと収益が減ってしまう事が悩みの種でした。今までの消臭は一般家庭でも使われている空気清浄機や消臭スプレーで対応していました。しかし、それだけでは十分な消臭が出来ておらず、タバコを吸われないお客様からクレームが入る事も度々でした。以前、業者がオゾン脱臭機の営業に来られた事がありましたが、値段が100万円近くする事から導入を断念した経緯があります。しかしネットで調べてみるとオゾンマートさんのオゾン脱臭機を見つけました。業者用としては価格も手頃だった事、それとレンタルもできるということから、先ずはお試しという事でレンタルする事にしました。送られてきたオゾン脱臭機は新品という事もあり、その効果は眼を見張るものがありました。スプレーや空気清浄機では絶対に取れなかったニオイがものの見事に消え去ってしまい、びっくりしました。試しにタバコを吸わないスタッフに匂いを嗅いでもらいましたが、誰ひとりとしてタバコ臭がするという人がいませんでした。短時間で脱臭出来、スタッフの手間も省け、何より営業上客室を空ける事がなくなり助かっています」
(広島市 ビジネスホテル)
喫煙ルーム以外の他にもこんな場所で
オゾンクラスターは喫煙ルームの使用に限定するものではありません。
医療機関や老人施設など、特に衛生管理が重要な施設などでも多数導入されています。
ペットの臭いはペットを飼っていない人には結構臭いますね。ペット独特の体臭やオシッコのアンモニア臭もします。
コストのかかる次亜塩素酸よりもオゾンの方が消臭力がある点と長期スパンで見た場合のコストはオゾン生成器の方が安い事が評価されています。
クルマの中のタバコ臭や体臭もオゾンクラスター1400で効果が高いとの評価です。
同じくオゾンマートで販売されているオースクリア3というお手頃な価格で買えるオゾン生成器は、6万円弱で購入できるものの、やはり効果は低いようです。
業務用で購入するのであれば、オゾンクラスター1400がマストだと思います。
ただお値段が高い!
在庫が売り切れ!
という方は除菌水ジーアで次亜塩素酸水を超音波加湿器に入れて使う方法もあります。
お値段も手ごろで3.2L×3袋 3,900円でオゾン生成器と同じように使えます。
空間除菌と部分的にスプレーできるのと、臭いがオゾン生成器より無臭なのでホテルや飲食店、美容室、喫煙ルームなどで採用されてます。
もしかすると、こちらの除菌水ジーアのニーズの方が高くなる予感もしています。
従来の水で薄める次亜塩素酸ナトリウムとは違い新しく開発された次亜塩素酸水分子(HClO)という濃度が変わらないタイプなのです。
水で薄める次亜塩素酸ナトリウムは効果が落ちてしまうため、効果がなくなります。
除菌水ジーアは独自に開発した微酸性の次亜塩素酸水分子(HClO)なので子供やあかちゃんが触れても安心なのです。
除菌すると水に変わる性質なので、オゾン生成器と変わりません。
しかも値段が安いところに注目ですね!
タバコの脱臭に使われるオゾン生成器の製品比較
オースリークリア2 | オゾンメイド | オゾンクラスター1400 | |
---|---|---|---|
価格 | 49800円 | 198000円 | 248000円 |
オゾン生成量 | 300mg/min | 1000mg/min | 1400mg/min |
製造国 | 中国 | 日本 | 日本 |
オゾン水生成 | 〇 | × | 〇 |
シガーソケット | 〇 | × | 〇 |
特徴 | 家庭用モデル | ホテル不動産など広めの空間で使用 | 強力なオゾンを酸素のみでオゾンを生成可能 |
写真でもお分かりのように、車のタバコの臭いを脱臭する程度ならオースクリア2を使用しているレンタカー屋さんや中古屋さんが多いです。
タバコの臭い0.1ppmもあれば消えますし、2ppmで黄色ブドウ球菌や大腸菌を15秒で死滅させられます。
オースクリア2でも300mg/minの生成量があり、車で発生するオゾン濃度を計算式にあてはめて換算すると以下のような数値になります。
オゾン生成量mg/hr ÷ 面積u×高さ ÷ 2.14 =オゾン濃度ppm
自動車の車内の面積が畳一畳分1.8uで高さが1mとした場合、オースクリア2のオゾン生成量300mg/hrで計算してみましょう。
オゾン生成量が300mg/hr面積が1.8u ×高さ1m÷ 2.14 = 77.8ppm
結果は77.8ppmのオゾン濃度の計算となりました。ただし、計算通りの結果は出ないとしても大腸菌等を死滅する2ppmぐらいは軽く超えます。
ただ、長年、オースクリア2を使っている中古車屋さんなどは、結局、もっと風量の強いオゾンクラスター1400を買いなおすケースが多いです。
オースクリア2は家庭用モデルで作られているので業務用が欲しくなるのも分かるような気がします。
オゾンクラスター1400をAmazonなどで安く買えないの?
タバコの消臭対策などで人気のオゾンクラスター1400は公式サイト以外にも楽天やヤフーショッピング、AmazonなどのECサイトでも販売されていますが、実はそれらは店舗は全て直営店なんです。
ECサイトの方が安く買えると思いますが、実は公式ページが一番安く設定されているのです。
Amazonは283800円、楽天は258,000円で出品されてます。
公式サイトの場合は「248,000円(税別)」(送料無料)となっており、その差は歴然。
保証やアフターフォローが充実している事からも、公式サイトからの購入を強くオススメします。
公式サイトでオゾンクラスター1400の詳細を見る
壁紙の黄ばみの原因は?
部屋でタバコを吸い続けていると、壁紙やカーテン、天井などが黄色く黄ばんできます。
色く変色してしまう原因がタールです。タールが発生しなければ、部屋は黄色く染まらずに済むのです。なのでタールが入っていない電子タバコは黄色くなりません。
さて、タールで黄色くなってしまった壁紙などの掃除の仕方を消化しましょう。
重曹でタバコの黄ばみを落とす方法
スーパーの洗剤コーナーでも重曹が販売されています。重曹は炭酸水素ナトリウムですがタールの汚れにも効果があります。
重曹の効果を上げるには45度位のお湯に重曹を溶かしてスプレーボトルに入れ、ヤニで汚れた部分に直接スプレーをすると汚れが浮いてきます。
あとは浮いてきた汚れを雑巾で拭き取れば、ヤニの汚れは落ちます。この他にも炭酸ソーダや漂白系洗剤を使用した掃除方法もあります。
喫煙室の臭い消臭剤比較
商品名 | イメージ | 備考 | 内容量 | 価格 | 単価 |
---|---|---|---|---|---|
ミラクリーン500 | イオンを含む無機金属塩と酸となるグリコールアミン長鎖化合物を主成分。高い消臭効果が期待出来る。 | 500ml | 4900円 | 9.8 | |
タバコブライトン業務用 | グラフト重合高分子化合物が酢酸やアンモニア、アセトアルデヒドに吸着し消臭効果が期待 | 300ml | 2475円 | 8.3 | |
カーメイト業務用スチーム消臭剤 | 自動車用の消臭剤ですが、本品に含まれている成分(安定化二酸化塩素)は病院やレストランなどでも使われている | 1個 | 1,207円 | 1207 | |
グッドセンス タバコ専用消臭 | 詳しい成分は不明、弱酸性の為、安心安全に利用出来る(日本製) | 5? | 7718円 | 1.5 | |
グラフトナンバ―3(タバコ用) | 商品は国際特許技術の「グラフト重合分子吸着剤」を活用した消臭剤 | 300ml | 2750円 | 9.2 | |
フラングラス 衣類の消臭ミスト 350mL | 絹、レーヨン、革、毛皮、人口皮革、和製品には使用不可 | 350ml | 3,270円 | 9.3 | |
次亜塩素酸水 ノロキラーS | ノロウィルスに効果がありそうな名前ですが「雑貨」と販売されている商品なので効果の程は? | 400ml | 497円 | 1.2 | |
次亜塩素酸 @クリア500 | 500ppmを誇る次亜塩素酸水。 | 2000ml | 2,430円 | 1.2 |
ミラクリーン500やタバコブライトンは効果はあるもののお値段が高いです。タバコブライトンはグラフト重合高分子化合物がタバコ臭の酢酸やアンモニア、アセトアルデヒドに付着して消臭しますが、頑固なタバコ臭は消えません。
カーメイト業務用スチーム消臭剤は車用には効果がありますがお値段が高すぎます。オゾン脱臭機の方がロングスパンで考えるとお得でしょう。
グッドセンスのタバコ専用消臭は単価を見ても安いです。効果も期待できるのですがホワイトリネンの香りが残るので旅館やホテルの客室には向かないでしょう。
グラフトナンバ―3(タバコ用)300mlは国際特許技術の「グラフト重合分子吸着剤」を活用した消臭剤で、脱臭後も再放出しないのが売りですが300mlのスプレーボトルで2750円とかなり高いのです。
フラングラス衣類の消臭ミストはファブリーズと同じ消臭ミストで1本3,270円!絹、レーヨン、革、毛皮、人口皮革、和製品には使用できないので旅館には向きません。
次亜塩素酸水ノロキラーSは次亜塩素酸水で、pHは6.0〜6.5に調整されているので赤ちゃんやペットがいる自宅でも使用可能です。1ケ月から2ヶ月ほど保存できます。ただ、効果がありそうな雰囲気なのですが雑貨として販売されているので効果が期待できるのか微妙です。次亜塩素酸水の保存期間は2か月が限度だからでしょうか?
次亜塩素酸@クリア500はノロキラーと比べより高い濃度の500ppmを誇る次亜塩素酸水で漂白剤と違って毒性も低いです。次亜塩素酸を使うホテルも多いのです。ただ、原液が服に付くと褪色するので要注意。
ホテルの客室20部屋を毎日掃除する場合のコスト
グッドセンス以外は1日で1本は無くなってしまいます。ミラクリーン500?は4950円で30日間使用すると15万円弱です。上記の中では次亜塩素酸@クリアが一番コスパが良いです。原液が衣類につくと脱色してしまう。また、お肌にはよろしくないです。
次亜塩素酸を使っていたホテルや旅館が多かったのですが、長期間使う場合に、やはりコストが高くオゾン脱臭機に切り替える業者が増えています。例えばオゾンクラスター1400は24万円ぐらいするのですが、ランイングコストは電気代のみで毎日使用して6年間使えるので二ヶ月弱でペイできます。
オゾン水と次亜塩素酸水を比較
下記にオゾン水と次亜塩素酸水を3600リットル使用した場合の年間の費用を計算してみました。
費用 | オゾン水 | 次亜塩素酸水 | 補足 |
---|---|---|---|
水道費 | 540 | 540 | 0.15円×3600リットル |
すすぎ代 | 0 | 540 | 次亜塩素酸水と同量の水ですすぎが必要 |
電気代 | 180 | 0 | |
薬剤費 | 0 | 3,600 | 次亜塩素酸を薄める水1リットルに対して1円 |
使用料1日 | 720 | 4,680 | |
使用料月 | 21,600 | 140,400 | 30日計算 |
使用料年 | 259,200 | 1,684,800 | 12ヶ月 |
タバコの消臭の場合はオゾン水を作る費用はないので、オゾン生成器を買ってしまえば消臭する室内でオゾン脱臭機を稼働すれば酸素のみで脱臭ができます。
上記はオゾン水を作る場合の次亜塩素酸水との費用を比較してみました。ちなみにオゾン水はヌメリ除去や除菌など医療現場や食品工場などで使われています。
ホテルの場合はタバコの脱臭以外にも調理場、トイレ掃除、お風呂場などでも次亜塩素酸水と同様に除菌ができるので一粒で二度おいしい機械なのです。
コストを比較してみましょう。水道代はどちらも水で作る為に同額となります。
次亜塩素酸水はすすぎ代が必要で二倍のコストがかかります。オゾン水が不要です。
電気代は特別な装置が不要な次亜塩素酸水が0円なのに対し、オゾン水は機械を作動させる為の電気代が必要となってしまいます。
薬剤費ですが、オゾン水は薬剤不要で0円。次亜塩素酸水は次亜塩素酸が水1リッターに対して1円が必要となります。
1日当たりの使用料ですが、オゾンクラスター1400の場合は720円で済むのに対し、次亜塩素酸水は4,680円も必要となります。
毎月当たりの使用量(30日)だとオゾンクラスターが21,600円で済むのに対し、次亜塩素酸水は140,000円オーバーと約7倍もの差となります。
年間ともなるとオゾン水259,200円で次亜塩素酸水は1,684,800円と140万円もの差が付いてしまうのです。
確かにオゾン脱臭機のオゾンクラスターは24万円と高額ですが、次亜塩素酸水と比べるとわずか2ヶ月でペイ出来る為、次亜塩素酸水を使っている業者もオゾン水へ切り替える所が多いのです。
新型コロナとタバコの消臭に活躍する除菌水ジーア(次亜塩素酸水分子 HClO)の口コミを追加
タバコの臭いに効果的な空気清浄機
家電量販店などでは様々な種類の空気清浄機が販売されています。有名どころではシャープ(SHARP) プラズマクラスターなどがありますが、その中に「タバコ臭」を消す機器は殆どと言って良い程存在しません。
臭いを発する菌を根元から消し去ることができないからです。臭いの元から脱臭するにはオゾン生成器など導入する方がよっぽど効果的です。
詳しくはタバコの臭いに効果的な空気清浄機のページで参照ください。
髪の毛や衣服についたタバコの臭いの落とし方
受動喫煙って言葉を聞いたことがあると思いますが、タバコが燃える時の煙を副流煙と言い、タバコを吐く息から出される煙っが呼出煙と言います。副流煙と呼出煙を合わせて受動喫煙といいます。
このタバコの受動喫煙の煙は風がない空間では目に見えない煙を合わせると7メートルも漂うのです。
また、目に見える煙は1種類で、目には見えないのがガスなんです。このタバコのガスは90%を占めており煙がないから安心と思っていても衣類や髪の毛がタバコ臭くなるのは、ガスの影響からなのです。
洋服や髪の毛にタバコの臭いはわずか1分で吸着し、約10分で平衡となりタバコ臭を漂わせます。基本的に一部の素材を除いて24時間程放置する事でタバコ臭が消えていきます。
タバコを吸って付着した洋服や髪の毛の臭いは1日は消えないと思っておきましょう。※同じ空間で何度もタバコを吸い頑固なタバコ臭がついている喫煙室等の壁紙などは別物です。
タバコの臭いが抜けやすい衣類を着るのも良いです。レーヨンとポリノジックの他、天然繊維の「毛」でできた衣類はタバコの臭いが抜けやすいです。
逆に化学繊維となるアセテートやナイロン素材は臭いが抜けにくく24時間経っても臭いが残っている場合もあります。
髪の毛は洗う、衣類は洗濯するのが一番手っ取り早いですが下記のような方法もあります。
手軽にできるタバコの臭い消臭方法
ファブリーズなどの消臭スプレーは、効果があるのはスプレーをして2時間しか持ちません。それ以降は消臭成分が液体とともに乾燥・蒸発してしまい、3時間後には再びタバコ臭が発生してしまいます。
逆に消臭スプレーをせずに放置した方が消臭効果が高い事が証明されています。
臭いを消したい髪の毛には見えない小さなが穴が無数に開いており、その穴にタバコのニオイの分子が入り込み吸着するのです。
髪の毛のタバコの臭いを消す場合は場合は「ノンアルコール」のウエットティッシュで吹くのが効果的です。ドライヤーをかけるだけでもタバコの臭いは消えます。
髪型を工夫するのも良いです。おだんご結びにすると煙が髪に触れる面積が減り効果的です。または帽子をかぶるなどもあります。
グラフトナンバー3という消臭スプレーは結構使えます。
リファレンスが製造販売しているタバコ臭専用の消臭剤で国際特許技術の「グラフト重合分子吸着剤」が配合されており、衣類やホテルに泊まる際には携帯しやすいので役立ちます。
詳しくは衣類や髪の毛についたタバコの臭いの落とし方を参照ください。
喫煙ルームの作り方
タバコの臭いを脱臭するのは手間がかかるので禁煙にして喫煙ルームを作ろうとい考える方も多いでしょう。
国会では健康増進法の一部を改正する法律が2018年7月に成立し、2020年4月1日より全面施行される運びとなりました。
この改正法は主に望まない受動喫煙の防止に重点を置かれており、今までマナーとされていた屋内での喫煙が一部を除いて全て「禁煙」とするルールになっています。
飲食店を経営する方は悲鳴を上げたくなりますが、既存特定飲食提供施設に該当しているお店は喫煙できます。※20歳未満の来店客・従業員が店舗に立ち入る場合は不可です。
既存特定飲食提供施設の要件
- 資本金5,000万円以下*2
- 客席面積100u以下
- 2020年4月1日時点ですでに営業している飲食店
全面喫煙可能にもできますが、飲食店で未成年の立ち入り禁止にするのもデメリットも大きいでしょう。
喫煙専用のブースやパーテーションを使って喫煙専用のブースを作る会社や施設も増えてきており、費用の面でも受動喫煙防止対策助成金を使えばある一定額が免除されるので負担が少なく設置可能となっています。
改正健康増進法でも義務付けられている排気風量の0.2m/sをクリアした喫煙ブースを作れば喫煙問題も解決できます。
喫煙ブース設置の費用は100万円から500万円以上しますがパーテーションタイプや組み立て式喫煙ブースなど10万円ほどから作れるタイプもあります。
先ほど説明した受動喫煙防止対策助成金制度を利用すれば100万円まで受け取る事が出来ますので、飲食や宿泊施設などは喫煙スペースに助成金を受けて換気装置を設置すれば良いでしょう。
詳細は喫煙室の作り方をご覧ください。